9月に入って、お寺に冊子が届きました。
「地域寺院」という冊子です。大正大学地域構想研究所が編集して、大正大学出版会が発行しています。あまり一般の方にはなじみがないと思いますが、お寺関係では名の知れた冊子です。
光栄なことに、地域食堂「明治てらこや食堂」の活動を中心に常妙寺の取り組みや住職についても深掘りしていただいています。よもや自分が掲載される日が来るとは思っていなく、少し恥ずかしくもあります。
ちなみに天台宗の冊子ですので、常妙寺は日蓮宗ですので他宗の冊子に掲載いただいたということになります。「天台宗さん、懐深いなー」と個人的感想を持ちつつ、宗派の垣根は超えつつ全国のいろんな取り組みをされている寺院の姿勢を幅広く取材されています。その姿勢こそ大事ですし、大いに見習いたいところです。
ありがたくも今回取材に来ていただいたのは、立教大学社会デザイン研究所研究員で教壇にもたたれる星野哲さんから取材してもらいました。星野さんは終活や看取りなどのライフエンディングに関する分野、寺院関係の取材・研究を30年以上続けられ、しかも20年来の旧知の気心しれた方でしたので、とても話しやすかったです。(だいぶいろんなこと引き出してもらいました)
当初、「地域食堂」の話がほとんどだと思っていたのですが、随分パーソナルなことも引き出してもらっていました。これだけ客観的に取材をいただいたのはもちろん初めてでした。
「随分詳しく書いてもらってますねー」とお彼岸法要で配布した檀徒さんに驚かれていました。
私自身も、自分のお寺の活動や方向性を客観的に語ってもらうことで、自分が目指すべき方向性を再確認させてもらいました。
「縁をつなぐお寺」忘れないようにその役目を担っていけるようになりたいと思います。
この度、とっても良い機会をいただき関係者の皆様ありがとうございました。
尚、掲載にあたり「地域寺院」をたくさん贈ってくださりました。今の常妙寺の活動のことを知ってもらいたく檀徒さんには少しずつ配布していますが、手に取ってみたい方にはお渡ししています。残数も限られていますので、一度常妙寺までお問い合わせください。
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