先日、回廊納骨堂〝縁の回廊〟にご契約いただき故人のお骨をお預かりすようになりました。
諸事情が重なり、急遽納骨となり後からガラス位牌を祀るようになりました。いつもはガラス位牌が出来かがってから納骨しています。今回は少し遅くなりましたが、開眼をして大切に奉安いたしました。
不思議なことに、やはり〝ご縁とはあるものだな〟と感じています。
今回契約された方は、当山の納骨堂を知るきっかけは、仕事を通して近所の方からご紹介があってのことでした。その中のご親族に、都町にあった時からお寺によく遊びに来ていた方がいらっしゃいました。
説明の際に一緒にお越しになり、正直私の方がびっくりしました。まさかそのようなご縁が紡がれるとは、３０年前には思いもしなかったという具合です（まだ住職が小学生の頃です）
よくお寺にお参りされる檀徒さんの中でも、昔の常妙寺のことは知らない方もいらっしゃいます。その中で、不思議なことに住職の代も変わり時間的にも、空間的にもご縁が紡がれることがやはりあるのだなと、今回あらためて思わされました。
お寺の住職あるあるかもしれませんが、不思議なことって結構起こります。ただ、不思議なことが起こっても不思議と感じなくなるのも、あるあるなのかも知れません。
ご縁あって、当山にお祀りするようになりました。現住職として、また１つ大事なお役目をいただいたような気がしております。大切に奉安させていただきます。
