春のお彼岸前に、また１つお寺の宝物をご奉納いただいきました。
以前に、回廊の祭壇にご奉納いただいたリンの置き台を、再度手作りで仕上げて持ってきてくださいました。本堂納骨堂の正面に設置いたしました。高さ具合や置き場が絶妙です。一つ一つ木材をカットして組み合わせています。写真で見えていない部分までこだわりで仕上げてもらっています。少し作業工程をお伺いしたのですが、設計図を引いて、木材を集め加工して組み上げ、仕上げに至るまで、気の遠くなるような作業をコツコツと組み合わせてもらっています。触れていただいただけで、よく見かけるものとの違いを感じていただけること間違いありません。
加えて響きが格段に良くなりました。納骨堂の全体によく響き渡ります。
とにかく、細部まで丁寧に組み上げています。是非、皆様に一度見てもらって、音を聞いてもらいたいです。納骨堂にお参りに行かれる方は、すぐに気がついてもらえるかと思います。
あらためてご奉納いただいた吉松隆義さま、いつもお寺のことを気にかけていただけますこと厚く感謝申し上げます。唯一無二のリンの奏でる音は、これからも永くお参りに訪れる方、有縁の精霊、一切の御仏に響かれるようになると思います。大切に使わせていただきます。ありがとうございました。
