心配した天気も、まずまずでした。少し肌寒くはありましたが雨が降らなかったのは何よりでした。
おかげさまで本日、日蓮聖人入滅第740遠忌のお会式法要を厳修いたしました。
参詣の皆様もコロナ対策をしていただいた上でお参りしていただけました。
まず、5月にご法話をいただく予定でしたが、コロナ禍のこともあり無理を言って本日に変更してもらいました。別府本光寺副住職の田口瑤光上人に40分のお話をいただきました。丁寧に方便品・自我偈のことをお話しいただき、私も「もっと丁寧にいつも読むお経の大切さを伝えないといけないなあー」と痛感させられました。田口上人ありがとうございました。(午後別府自坊のお会式前に来ていただきました)
法話後に、お会式法要へと
法心寺佐々木浩文上人・親蓮寺加藤顕静上人・本行寺上木龍雄上人にご出仕頂き、院首さまと住職の5人で謹んで法要をお勤めいたしました。やっぱり、お会式の時に皆さんと法要できるのは単純に嬉しいです。お手伝いいただいたお上人の皆さまありがとうございました。
法要後は各上人ご挨拶をいただいているのですが、結構これが私に取っては勉強になっております。本日も〝縁〟に従うお話だったり、11月12日佳き日のお話だったり等々。参列の皆さまも頷く姿を幾度も目にしましたが、一番うなずいていたのは住職の私だったかも知れません。
法要後、お札と綿帽子とお会式桜をお配りいたしました。春までお綿をお祖師さまに掛けていただきます。この綿帽子をお配りする頃になると、大分もすっかり寒さを感じます。
お会式の日は、赤飯をお配りしてお持ち帰りしていただけます。朝から壇徒の皆様にお手伝いいただきました。
60名程の方が参列されて、厳かに日蓮聖人の遠忌のお経を修めさせていただきました。このお会式が終わると少しだけホッとするのですが・・・年末年始に向けて準備を本格化する合図でもありますが、、、。今日のところは今年も無事お会式を終えることができたことに素直に感謝したいです。