毎年8月16日に、盂蘭盆施餓鬼法要を実施しています。お盆の送りの日として、例年この日に法要を厳修しています。
今年は、暑さやコロナや朝方雨・風が強かった影響もあったのか、例年にくらべて参詣者も少なく、多少寂しさはあるのですが、状況を鑑みるとこのような形で厳修できるのは仏天のお計らいだと思えます。
毎年、このお盆は供養塔婆をあげられる精霊の数が多く、本堂内陣の大半が卒塔婆で祀られています。
いつもながら、みなさんと法華経をお読みして功徳をめぐらします。
有縁の精霊だけに止まらず、四聖六道万霊位(すべての霊位)に供養を施す施餓鬼供養は、やはり供養を施してもらうと気持ちが違ってくることを実感します。
数年前より、毎年初盆のご家族の方に、お盆中の供養花・供物やお詣りの方へ配るお水等々を志のお布施より配分して奉納しています。お陰で、今年も大変荘厳な御宝前になりました。感謝申し上げます。
なお、写真の本堂祭壇が多少暗くなっているのは、8月13日の急な雨の時の落雷の影響です。電気系統や電話などが故障してしまいました。されど、急な豪雨や落雷の様子ことを聞けば、それぐらいでおさまって御の字です。「大難が小難になりました。仏さま・お祖師さま・諸天善神さま ありがとうございます」と自然に口にしていました。