常妙寺では長年、毎年8月の第一日曜日に、令和6年に初盆をお迎えする檀徒さんのご親族を中心に初盆法要を執り行っています。初盆精霊各位には、お寺でしっかりとご供養をほどこして各家庭にお還り願っています。
今年は、例年以上に暑い中での開催となりました。
急遽、いつもお配りしていますお水だけだと心配なので、冷凍タオルを配ることになりました。朝準備して、法要まで冷やしてお配りいたしました。
本年は、約70名ほどの初盆を迎えるご家庭のご親族さまが集まりになられました。
毎年、白木のご位牌をお寺の御宝前に奉安してお盆を迎えています。
法要では、一緒に法華経を読経していただき、各家ごとにお焼香をしていただけるようにご案内します。今年亡くなった霊位のみならず、全ての霊位・各家ご先祖さまにご供養が施されるように法要の場を設けています。
法要の中程で、葬儀の際に授与しました法号（戒名）の意味合いや法号に込めて祈りを記載したものを各家の方々にお渡しするように致しています。焼香後に、代表者にお渡しいたします。
参列いただいた親族の皆様には、お一人ずつ御焼香を賜り丁寧にご供養を施していただきます。
今年も法要中に70名程の皆様全員にお焼香に進んでもらいました。暑い中お疲れ様でした。
法要後に、申込者には各家ごとにお弁当を準備いたします。束の間の親族との団欒の時間になっていただければ幸いです。
初盆会を終えると、いよいよお寺のお盆も佳境へと向かいます。
今年も初盆会を無事お勤めして、初盆精霊を迎え入れるようになりました。
暑い中の法要となるのですが、この初盆法要は何か精霊を大切に迎え入れてもらうための大切な法要になると感じています。常妙寺の大切な行事の一つです。
なお、初盆のお布施の浄財より、昨年度の初盆法要の浄財と合わせて、天蓋瓔珞を修復いたしました。
