毎年6月20日と12月20日に「水子供養大祭」として法要を営んでいます。
本堂で法要を今までに祀られてきた童男童女嬰子嬰女孩子孩女、そして各家水子霊位へと供養を手向けます。
この半年、水子供養をお寺で行う方が少し増えています。
いろんな想いがあって、供養を納めたいということを感じています。
そんな想いを少しだけ本堂で供養して納めています。
この日は参詣できないけれども供養をしたいと、卒塔婆を申し込まれる方などいらっしゃいます。荘厳の本堂で丁重に法要を厳修いたしました。毎回お花やお菓子、たくさんのお供えをしてくださいます。
〝わが子〟の命を感じながらの法要になります。
不思議と、いのちの儚さと共に尊さを感じます。
縁ある方で修めるお経もまた素晴らしい供養になります。
法要後、少し法話をさせてもらっています。
最後は、当山で大切に祀られてきた水子さまに、ゆっくりお線香を供えて法要終了となります。
お供えした おにぎり や お菓子を供養のために召し上がってもらいます。
水子供養大祭は、穏やかに過ぎていきます。その時間の中で 〝いのち〟 の根源をみれる供養なのかもしれません。これからも大事に営んでいきたい供養の法要です。
もし、参加されたい方は、一度お寺までお尋ねください。
ゆっくりと供養される時間と空間は、また素晴らしいですよ。