昨日は、安産祈願に若いご夫婦のお二人が来寺されました。
正月参りの際に、依頼があったので安産しき守り札・お守り・腹帯等の準備してご祈祷いたしました。
一昔前までは、女性の方だけで安産祈願に来られることがおおかったように思いますが、近年できるならばご主人にも都合がつく範囲で来てもらえるように促します。
昨日も公職のご主人が忙しい最中、予定を合わせて一緒にお参りされていました。
若い二人が一緒になって、さらに家族が増える。加えて初産とのことですので奥様は少なからずとも不安を感じることはあるかと思います。その時夫婦一緒に、家族の安寧と安産を真摯に祈るのですから、仏天の御加護がないはずがないと感じる次第です。
ご祈祷後に、お二人と少し歓談させて頂きました。お互いのことを大切に思えている言葉が会話の端々から伝わってきました。どうか仏天の御加護を頂き無事産月を迎えて、安産でありますこと願う次第です。若いお二人が家族を思う祈りの姿を見るだけで、祈祷している私の方が心清らかになるような気がします。
〝子宝を授かる〟子どもを迎えるための準備は環境ばかりに目がいってしまいますが、夫婦の心の中も整える準備が、安産祈願に含まれているように感じます。お寺ではこらからも安産祈願は大事にしていきたいです。
＜尚、安産祈願の時いつも写真を撮り忘れてしまいます。今回写真がないのもそのような理由です。すみません。＞
